こんにちは!2歳〜76歳まで英語を教えているジラフです。
特に大人の生徒さんから「英語はずっとやってるんだけど、どうしても苦手意識が消えない」という声がたくさん聞こえます。
そこでこの記事では
- 「英語はやっぱり難しい」「ずっとやってるのに、どうしても苦手意識が消えない」
- 「外国人を目の前にすると緊張して何も話せなくなってしまう」
という方のために
英語は難しくない理由3つ
をわかりやすくお伝えしていきます。
大丈夫!英語なんて大したことない!
理由1 日本人は義務教育で英語の基本をすでに身に付けている
皆さんに質問です。
英語とアラビア語どちらかを学んでください。
と言われたらどちらを選びますか?
ほとんどの人が、英語を選ぶのではないでしょうか。
なぜなら私たち日本人は、アラビア語についてほとんど知識がありません。
一方、英語は子どもの時から義務教育で何年間も時間をかけて学び、基本的な知識はすでにあります。
英語の方がアラビア語より圧倒的に身近で簡単そうですよね。
あれ?!「なんか英語ならできる」っていう気持ちになってきた!
その気持ちを大切に、次に行ってみよう!
理由2 英語は世界で一番使われている第二言語
英語は「世界で一番使われている第二言語」です。
すなわち誰でもできるということ!
世界の4人に1人は英語を使います。
世界的に見て、4人に1人という割合は大学を卒業する割合より明らかに多いです。
日本で言えば、日本の2人に1人は大学を出ています。
ということは、日本人の2人に1人は英語が使えてもいいはず。
なのに、実際はみなさんがご存知の通りです。
なぜでしょうか。
問題は、日本人が無意識に抱える英語に対する特別意識と苦手意識です!
まずは、無意識に抱いてしまう
「英語は難しい」
「私なんて全然喋れない」
という特別意識と苦手意識を消し去ることです。
でも長年染み付いている苦手意識どうやって消せばいいの?
それは、「英語は簡単だ!」と思い込むこと。
騙されたと思ってやってみて!
英語を喋るたびに、
「英語なんて大したことじゃない」
「世界の4人に1人は使っている」
「自分にもできて当たり前」
と、思い込むことから英語学習はスタートします。
「世界で一番使われている第二言語」
すなわち「誰でもできる!」
理由3 世界には「正しい英語」は存在しない
実際に世界で英語が使われている現場を見てみましょう。
皆さんも旅先でのレストランやタクシーなどで、ネイティブではない人たちが英語を使ってる場面を見たことがあるかもしれません。
みんなそれぞれの国の訛りで英語を話をしています。
しかも、自信を持って堂々と。
さも「俺の英語がわからない方が悪い」とでも言いたげに。
世界で使われてるのは決して「ネイティブの英語」だけではありません。
そして、みんな「正しい英語」ではなくても、多少間違っていても、臆さず、恐れず、気にせずに使っています。
だから皆さんも自信を持って、間違いを恐れずに英語を使っていいんです。
おまけ1 日本人が無意識に英語に対して特別意識や苦手意識を持ってしまう理由
理由2で「日本人は無意識に英語に特別意識や苦手意識が働いてしまう」とお伝えしましたが、
その理由の一つに日本人の完璧主義があります。
残念ながら、私たちは「正しい発音」「正しい文法」「ネイティブのように話せないと行けない」という教育を子供の時から受けてきたので、完璧な英語を喋らないといけないと間違いを恐れるようになってしまいました。
義務教育で英語を学び、テレビや映画でも英語に触れる機会が多い私たちは、いつの間にか「英語ができる」というレベルのハードルが上がってしまっています。
「ネイティブと同じ発音」「政治や環境についても流暢に議論できる」
これができないと果たして「英語ができる」とは言えないのでしょうか。
それはできないけど、
ある程度会話もできるし、外国人とコミュケーションがとれる。
なんとか言いたいことも言えるよ。
素晴らしい!!
自信を持って、「私は英語が話せます!」と言って良いと思います。
それなのに、「日本語アクセントがなおらない」「映画を字幕なしで見るとわからない」など
自分のできていない点を必死に探して、
「だから、私は英語ができません。」と言います。
そんなことではいつまで経っても「英語ができる」と自信を持って言うことはできません。
ここでもう一度、自分自身の目標を考えてみてください。
「外資系企業に就職し、プレゼンテーションや交渉を英語でしたい」
「TOEIC900点以上、英検一級を目指す」
「海外に移住したい」
「映画を字幕なしで見たい」
「外国人と笑顔でコミュケーションがとりたい」
「海外旅行先での機内、レストラン、ホテル等で困ることなく旅がしたい」
ご自身が目指している目標はありましたか?
もし、「外資系企業に就職し、プレゼンテーションや交渉を英語でしたい」
「TOEIC900点以上、英検一級を目指す」レベルを目指すのであれば、より高度なトレーニングが必要ですが
それ以外であれば、充分に到達可能です。
そろそろ、英語に対する完璧主義を捨てて、のびのびと楽しく英語を学んでみませんか。
もちろんこちらのブログでは、皆さんのそれぞれの目標に到達できる学習方法をお伝えしていきますので、一緒に頑張っていきましょう!
おまけ2 日本人が英語を話せない理由
日本人は世界的に見ても、とても恵まれた「日本」という国で産まれ暮らしています。日本という国がとても豊かなため、正直日本人は日本で暮らしていくかぎり英語を話す必要がありません。
英語を話せないと
「家が見つからない」
「生きていけない」
「食べ物が手に入らない」
「仕事が見つからずお金を稼ぐことができない」
このように、生命を脅かすくらい英語が本当に必要になる場面が日本で暮らすかぎりはないのです。
人は本当に必要に迫られないと本気になってやりません。
「留学したら、海外で暮らしたら」英語が話せるようになった。
とよく言われていますが、実際は
留学等で海外で暮らしたら、
「生きてく為には英語が必要不可欠だったから」英語が話せるようになった。
が正解です。
世界中で第二言語として英語を操っている人たちの中には、
「家族のために」「生きていくために」
英語を使ってお金を稼ぐ必要があったから、英語を身に付けざるを得なかったのです。
日本には、こんなにたくさんの英語教室、英語の参考書が溢れているにも関わらず、いつまで経っても英語が話せない背景にはこのような理由も一つとしてあるんですね。
まとめ
「英語なんて簡単だ!!」と思い込むところから、英語学習はスタートします。皆さんは義務教育ですでに英語の基本はきちんと身に付いているのですから。あとは、苦手意識、完璧主義を捨て自信を持って学んでいくのみです。
もう一度言います。
大丈夫!英語なんて簡単だ!
今日も読んでいただきありがとうございました!